福山市長選挙2016の立候補者一覧！村上氏と枝広氏の政策と公開質問状の回答！

今年2016年は福山市制100周年という節目の都市の年。
図らずも今後の福山市を背負って立つ、福山市長選挙も行われます。

告示は2016年8月21日（日）、投票日は2016年8月28日（日）です。

前回の福山市長選挙（2012年8月）の投票率は22.59％。
これは有権者数375,007名に対して、84,724名しか投票しなかったということです。

また、この福山市長選挙に投票できる人は、2016年8月20日（土）時点で3ヵ月以上引き続き福山市に住民票があり、実際に住んでいて、2016年8月28日（日）時点で18歳以上の人です（1998年8月29日までに生まれた方が対象）。
該当の方には、すでに投票の案内がお届けされていると思います。

今後の100年のスタートを切る大切な時を迎えた福山市、その先頭に立つ人を自分の手で投票しましょう！

福山市長選挙への立候補者

福山市長選挙への立候補者は2名いらっしゃいます。
村上栄二（むらかみ　えいじ）氏、枝広直幹（えだひろ　なおき）氏です。

村上氏は、日本ホイスト株式会社（本社福山）の創業者の息子さんで、現在38歳。これまで大阪市会議員を務めていらっしゃいました。大阪維新の会に所属し、橋本市長（当時）の改革を支えていらっしゃいましたが、今回は無所属での出馬となります。

一方、枝広氏は、現在60歳。大蔵省（当時）に入省後、外交官、官房副長官秘書官、中国財務局長などなどの経歴があります。元財務官僚として、自民・公明・民進の県連などから推薦を受けての出馬となります。

このお二方の掲げる政策から、どちらに投票するか考えてくださいね。

村上栄二（むらかみ　えいじ）氏
⇒1978年2月4日生まれ。
福山市出身。近畿大学法学部経営法学科を卒業後、有限会社DC開発研究所（本社が福山市）にて
不動産業、インターネットカフェ・飲食店・単身赴任専用マンション経営等に従事。
2011年4月大阪市会議員（東淀川区）当選。1期4年で勇退し、「地元に恩返しをしたい」との想いで福山市に戻る。（村上栄二応援チャンネルより）

枝広直幹（えだひろ　なおき）氏
⇒福山に生まれ、福山で育ちました。志を胸に大蔵省に入り、その後30年余りにわたり、国の財政を通じて数々の国家プロジェクトを進めてきました。また、内閣官房では全国に特区をつくり、地域の活性化にも深くかかわってきました。退職後は民間企業の経営も経験しました。（枝広なおきオフィシャルサイトより）

村上栄二氏による政策とは？

○村上氏による【ふくやま大改革　福山の未来を創る100の政策】

改革① 【医療・福祉・介護護】

すべての市民の方がたが安心して暮らせる環境づくりを進めます。医療・介護特区の実現及びビックデータ活用による高齢者や障がい者、子供や子供を育てる親の世代などのための施設整備やサービスの充実を進めます図り、すべての市民が安心して暮らせる環境づくりを目指します。

改革②　【経済・産業・雇用】

製造・サービス・農林水産などの産業ごとの振興を図るとともに、全体の雇用の確保と拡大や勤労者の福利厚生の充実を進めることで福山の経済の底上げを目指します。

改革③　【子育て】

シングルマザー・ファーザー・マザー世帯の支援を進めます。、医療費など金銭的な負担がない子育て・、顔の見える地域での子育ての実現を目指します。

改革④　【教育】

豊かな選択肢のある日本でもトップクラスの教育、地域が主体となった人づくり、誰もが安心して教育を受けられる仕組みづくりを目指します。

改革⑤　【環境の保全・インフラ整備】

市民の暮らしを支えるハードインフラの維持・整備に加えて、市民が水や緑に親しめる環境を作ってゆきます。また整備し、地域活動などのコミュニティ活動のためへの支援や施設の整備なども進めてきますを目指します。

改革⑥　【防犯・防災】

自然災害への備えや、消防・救急体制の充実を図ることで、市民が安心して、安全に暮らせるまちづくりを進めてゆきます目指します。

改革⑦　【スポーツ・文化】

小中高の学校教育の充実を図るとともに、生涯学習を行うための施設整備や講座などを充実させることで、市民がいくつになっても自由に学べるまちづくりを目指します。

改革⑧　【交通・観光・交流】

交通・観光・交流の発展のために中心市街地の活性化を進めます。また、、物流の拠点としての港湾整備を進めるとともに、空港のアクセスを改善することで交通・観光・交流の環境整備を進めます。また、工業都市福山の特性を活かし、て長期滞在型のによるビジネス型観光都市を目指します。

改革⑨　【市役所改革】

財政の健全化や市役所組織・人事制度などの領域において実効性のある行政改革・財政の健全化を進めてゆきます。また推進し、情報公開を積極的に行うことで、市民にとってわかり分かりやすい形で市政運営が行われるようにしてゆきますを目指します。また、支所機能を強化し、地域コミュニティからのまちづくりを進めます。

より詳しい内容は村上栄二オフィシャルサイトで。

枝広直幹氏による政策とは？

○枝広氏による【５つの挑戦】

中心市街地活性化・都市の魅力アップ

駅前は福山の「顔」です。
子育て世代やシニアが集い散歩や買い物を楽しめる、そして訪れる観光客に福山を知って体験してもらえる、そんなにぎわいのある少子高齢社会のモデル地域をつくります。
また、競馬場跡地と隣接する芦田川を一体的に整備し、スポーツやレジャーを楽しみながら健康づくりができる市民の交流拠点をつくります。

希望の子育て・安心の医療福祉

妊娠から出産、子育て、そして再就職までをひとつの窓口で一貫支援するシステムをつくり、希望の子育てを実現します。
待機児童ゼロを続け、保育を充実します。
子育てにやさしい企業を支援し、女性が活躍できる社会をつくります。
また、高齢者が生きがいを持って健康的に生活できる、未病・予防の健康寿命長寿社会を実現します。
市民病院と地域医療機関が連携し、かかりつけの薬剤師や栄養士も加わった「医療と介護の地域包括ケアシステム」を構築します。

活力ある産業づくり・防災

地元大学とモノづくりの高い技術を持った中小企業が連携して技術開発力をさらに強化し、世界有数の備後産業クラスターに発展させます。
また、地域金融機関と連携して、国際競争力のある元気な農林水産業を育てます。
「防災先進都市福山」を実現します。
災害時の関係機関の連携など実践的訓練と不断の防災体制の見直しにより災害への備えを万全にします。

未来を創造する教育

市独自の留学制度を創設するなど外国語教育を強化し、福山に愛着と誇りを持ちながら世界に貢献できる人財を育てます。
また、スポーツを振興し、誰もがスポーツを楽しめる環境をつくると共に、将来のオリンピック選手を育てます。
本物の芸術や文化に触れる機会を増やし、豊かな感性を育みます。
小中一貫教育、ふるさと学習、生涯学習を着実にすすめます。

歴史・文化・観光のまちづくり

福山城はもう一つの福山の「顔」です。
築城400年にむけて、福山城公園を整備します。
鞆の浦の歴史価値を再認識し、明王院、廉塾、八幡宮エリアや古墳群など、地域の文化財を大切にします。
瀬戸内の多島美をクルーズ船や水上飛行機で巡る「海からみる観光」・「空からみる観光」の新しい魅力を世界に発信します。

より詳しい内容は枝広なおきオフィシャルサイトで。

公開質問状で見えてくる立候補者の想いとは？

今回の立候補者それぞれに対し、市民有志による「福山市長選挙立候補予定者への公開質問書」が公開されています。
その一部をご紹介いたします。

Q.福山市長の給与の金額について、どのように感じますか。

▼村上栄二氏の回答

高いこれまでの財政は、課題はあるものの概ね堅調でしたが、今後ますます少子高齢化率が高まることに伴い、税収が減り歳出が増える事は明確です。効率的な行政を目指し、行政評価と予算編成の一体化の推進、複数年度での予算編成などを進めます。加えて、市長自らが率先して身を切ります。特に、4 年間で2665万6000円にもなる市長の退職金については、市民の感覚からかけ離れたものであり、ゼロもしくは大幅な減額を検討します。

▼枝広なおき氏の回答

大切なことは市長の職と報酬にふさわしい仕事をすることだと考えます。まず福山の発展と市民の幸せ実現のために精一杯働き、実際の報酬が見合ったものであるかを検討していきたいと思います。

Q.福山市は「非核宣言都市」であり「平和首長会議」の一都市です。福山市として、核廃絶に向けて、どのような取り組みをしようと考えますか。またこの件について、中高生の役割をどのように考えますか。

▼村上栄二氏の回答

私は基礎自治体の長を目指すので、小中学生を中心に考えています。大阪市都島区などでは、インターネットを通じて「中学生ネパールとの Web 交流事業」が行われています。これを参考として、様々な国の文化・歴史がある事を通じて「誤解を理解に変える」事を目標に、こどもたちに平和の心を育てていきたいと考えてます。

▼枝広なおき氏の回答

「非核宣言都市」・「平和首長会議」の一都市としてのこれまでの取り組みを後退させることなく継続します。また、中高生にもその考えを引き継いでもらえるように取り組みます。

質問は全部で12問あります。
詳しくは福山市長選挙立候補予定者への公開質問書をご覧ください。