新型コロナウィルスの影響により、非常に多くの事業者が大きな影響を受けています。
特に飲食店においては、一般消費者においても非常に密接した問題で、御飯を食べたくても食べることができない状態が続いていました。
緊急事態宣言が解除された現在でも、三密を避ける意味で、飲食店の利用を敬遠されている方も大勢いらっしゃると思います。
そうした状態から、テイクアウトやデリバリーを始める飲食店が増えています。
『テイクアウト・デリバリー応援事業』は、こうした状況下で売り上げが減少している福山市内の事業者の「テイクアウト・デリバリー」サービスの開始や、「デリバリー代行サービス」の利用等、売り上げを確保する取組に対し、経費の一部を補助するものとして、最大30万円(10万円)の補助金の申請を受け付けています。
具体的には上記の様に、【1】「テイクアウト・デリバリー」サービスの開始、【2】「デリバリー代行サービス」の利用等の2つに分かれていますので、該当する方はご確認ください。
【1】「テイクアウト・デリバリー」サービスの開始
「テイクアウト・デリバリー」サービスの開始について、福山市のHPを確認すると、概要に次のようにあります。
・飲食店営業1類の許可を持つ事業者が,2020年(令和2年)4月1日以降に,新たに飲食店営業3類の許可を取得したうえで,テイクアウト・デリバリー事業に参入し,売上を確保するための取組経費を補助します。
・飲食店営業3類の許可を持つ事業者が,2020年(令和2年)4月1日以降に,テイクアウト・デリバリー事業を拡大するための取組経費を補助します。
つまり、福山市内において、新しくテイクアウトやデリバリーを始める飲食店と、すでにテイクアウトやデリバリーを行っている飲食店へ対する補助ということになりますね。
対象者や対象となる経費などは以下の通りです(福山市HPより転載)。
対象者 | ■市内に主たる事業所を有し,飲食業を営む中小企業者等。 ※ただし,みなし大企業,フランチャイズ契約を締結して事業を行っている者は除く。 ■次のいずれかに該当する取り組みを新たに開始する者 ・飲食店営業1類の許可を持つ者が,飲食店営業3類の許可を取得し,2020年(令和2年)4月1日以降にテイクアウト・デリバリー事業を開始する場合 ・飲食店営業3類の許可を持つ者が,2020年(令和2年)4月1日以降にテイクアウト・デリバリー事業を拡大する場合 ※他の要件については申請ガイドをご覧ください。 |
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対象経費 | (1)店舗等内装工事費 ▶テイクアウト用小窓、ショーウィンドー、調理室の間仕切りの設置など(2)販売促進費 ▶チラシ等印刷物の製作委託費 ▶Prするための広告掲載費(新聞・雑誌等) ▶Pr動画製作委託費 ▶Webサイト等製作委託費 ▶看板・Pop・のぼり製作費 など(3)配送用車両等借上料 ▶デリバリーバイク等のリース・レンタル料(最長4か月分)(4)梱包・包装資材等の購入費 ▶テイクアウト・デリバリー用のはし等の食器類、包み紙、手提げ袋、おてふき、ナイロン手袋、クーラーボックス等の購入費用 など |
限度額 | 補助限度額 30万円(補助率10分の10) ※消費税額および地方消費税額は補助対象経費から除く。 |
申請書 受付期間 |
・2020年(令和2年)5月18日(月曜日)から2020年(令和2年)7月31日(金曜日)(※申請は先着順で受理し、申請額が予算枠上限に達し次第終了とします) |
補助 対象期間 |
・2020年(令和2年)4月1日(水曜日)から2021年(令和3年)2月28日(日曜日) |
注意が必要なのは、申請の受付期間が2020年7月31日までとなっていますが、申請額が予算を超えた場合はその時点で受付終了となることです。
申請をお考えの方は、早めに申請なされてくださいね。
ちなみに、補助金の対象となる経費の販売促進費(チラシ、広告掲載費、PR動画、Webサイト、看板・POP・のぼり等)にある項目は、当サイトでも制作可能です^^
専門職としてやっている訳ではありませんので、お値段も割とリーズナブルです☆
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【2】「デリバリー代行サービス」の利用等
タクシー会社やUber Eatsなどのデリバリー代行サービスの利用に係る経費(初期経費・手数料等)を補助してくれます。
対象者や対象となる経費などは以下の通りです(福山市HPより転載)。
対象者 | ■市内に主たる事業者を有し,飲食業を営む中小企業者。 ※ただし,みなし大企業,フランチャイズ契約を締結して事業を行っている者は除く。 ■デリバリー事業を行うために必要な飲食店営業3類の許可を受けており,かつデリバリー代行サービスを2020年(令和2年)4月1日以降に利用する者※他の要件については申請ガイドをご覧ください。 |
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対象経費 | (1)デリバリー代行サービス利用に係る経費(2か月分) ▶タクシー会社が行うデリバリー代行サービスの手数料等Uber Eatsなどの業者を利用する際に発生する手数料等(2)デリバリー代行サービス利用に係る初期経費 ▶Uber Eatsなどの業者を利用する際に発生する初期登録料等 |
限度額 | 補助限度額 10万円(補助率2分の1)
※消費税額および地方消費税額は補助対象経費から除く。 |
申請書 受付期間 |
・2020年(令和2年)5月18日(月曜日)から2020年(令和2年)7月31日(金曜日)(※申請は先着順で受理し、申請額が予算枠上限に達し次第終了とします) |
補助 対象期間 |
・2020年(令和2年)4月1日(水曜日)から2021年(令和3年)2月28日(日曜日) |
こちらも、申請の受付期間が2020年7月31日までとなっていますが、申請額が予算を超えた場合はその時点で受付終了となりますのでご注意ください。
福山市HPの『テイクアウト・デリバリー応援事業について』では、より詳しくお知らせされており、申請書類のダウンロードなどもできますので、該当する方は是非ご覧になられてください。
また、テイクアウト・デリバリー事業への新規参入の場合、『広島県テイクアウト・デリバリー参入促進事業助成金』と併用可能との記載もありますので、合わせてご確認ください。