福山駅の南口にある通称、釣り人像。
福山市民であれば、誰もが知っている有名な像です。
待ち合わせの目印として親しみ深く、「○時に釣り人前に集合ね」などと良く使われています。
この釣り人像、どうしてここにあるの?なんで釣り人?など、疑問に思ったことはありませんか?
設置されてから40年!
今ではそこにあるのが当たり前で、サンステ拡張の際は移設するだの撤去されるだの話が出て、寂しい思いをされた方もいらっしゃいますよね。
結局少しだけ動かされ、今でも駅前で存在感があります^^
実は山陽新幹線の開通を記念して建てられたという釣り人像。
1975年の設置ということですので、来年で設置から40年ということになりますね。
なぜ釣り人?
そもそもこちらの釣り人像、名前は五浦釣人像(いづらちょうじん)と言い、平櫛田中(ひらくしでんちゅう)【Wikipediaへ】さんの作品です。
平櫛氏の崇敬された岡倉天心先生が東京から五浦に移って、横山大観など多くの偉才を育てたことを釣りにたとえ、師に対する報恩の気持ちがこめられているそうです。
高さはおよそ6メートルでブロンズ製。
いつまでもこの場所にあってもらいたいですね。