現在の福山城は1966年に再建されたものというのはご存知でしょうか?
実は、1622年に築城された福山城は、1945年の福山大空襲により焼失してしまいました。
そして1966年に再建されたのですが、築城当時の姿を復元するまでには至りませんでした。
その後、福山のシンボルとして半世紀以上も愛されて続けている福山城ですが、2022年に築城から400年を迎えるにあたり、全国唯一といわれている天守北側鉄板張りなどの外観の復元が行われようとしています。
その復元に関して、クラウドファンディングによる寄付の募集がスタートいたしました。
ご寄附なされた方には、2021年夏ごろに、北側鉄板や瓦の裏面に名前などを記入していただくイベントの開催が予定しています。
福山城の復元に関われるだけではなく、福山城に、そして後世に名前を残すことができます^^
クラウドファンディングによる寄附の第1次募集は、2020年7月1日(水)~2020年9月29日(火)までとなっており、インターネット・窓口にて応募することができます。
天守北側鉄板張りとは?
福山城は、1619年(元和5年)初代藩主水野勝成が中国地方初の譜代大名として「西国鎮衛」の使命を担って入封し、1622年(元和8年)に築城しました。
築城当時、福山城の北側をのぞく3方には堀が築かれていましたが、北側には堀はなく、また城外に近かったため、天守を守るために鉄板が張られていました。
このような作りは日本史上初めてのことだったそうです。
再建された現在の福山城にはこの鉄板がなく、お城や歴史に詳しい方から指摘されていました。
その天守北側鉄板張りの復元が行われますので、福山市民のみならず、お城ファンや歴史ファンの方にも喜ばしいことだと思います。
上の動画は、福山城が築城された経緯や鉄板張りについてとても分かりやすいので、気になる方は見てみてください^^
クラウドファンディングへの参加方法
クラウドファンディングによる寄付は1万円~可能で、1万円以上ですと瓦へ、10万円以上となりますと天守北側に張られる鉄板に名前を書くことができます。
応募方法はインターネットと窓口の2通りです。
【1. インターネットから申込】
「ふるさとチョイス」からお申込みができます。
→全国唯一のプロジェクト! 福山城の「天守北側 鉄板張り」を復元したい
【2. 直接窓口に申込】
申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、情報発信課まで郵送、FAX、メール、持参のいずれかの方法で提出します。
福山市ガバメントクラウドファンディング申込書(PDFファイル・244KB)
<提出先>
●郵送の場合 〒720-8501 福山市東桜町3番5号 福山市市長公室情報発信課
●メールの場合 brand@city.fukuyama.hiroshima.jp
●FAXの場合 084-931-2056
●持参の場合 福山市役所本庁舎4階 情報発信課まで
クラウドファンディングによる寄附の第1次募集の基本情報
募集期間:2020年7月1日~9月29日
寄付金額:1万円~
返礼品:2021年夏に名入れのイベントを開催予定
応募:インターネットか窓口まで
出典: ”全国唯一”のプロジェクト! 福山城の「天守北側鉄板張り」を復元したい!~クラウドファンディングによる寄附の第1次募集~