福山市内でおなじみの公共施設に、企業名やブランド名を取り入れた新しい呼び名が誕生するかもしれません。
福山市では現在、2026年度(令和8年度)の「ネーミングライツ」に関する提案を募集しています。
ネーミングライツとは、企業や法人が公共施設に企業名、商品名、ブランド名などを含む愛称を付けられる権利のこと。
現在契約されている有名どころでは「エフピコRiM」「福山通運ローズアリーナ」「エブリイ福山市民球場」「タカオ福山動物園」といった感じで、普段何気なく呼んでいる施設名にも、実はネーミングライツが活用されているんですね
企業にとっては、多くの人に名前を知ってもらえるだけでなく、地域貢献に取り組む姿勢を伝えられる機会になります。
福山市にとっても、得られた収入などを施設の維持管理や市民サービスの向上に活用できる仕組みです。
今回募集されている施設は3か所

福山市が施設を指定して募集する「施設提示型」の対象は、次の3施設です。
福山市竹ケ端運動公園庭球場
希望価格は年額200万円以上(税込220万円以上)。2025年4月にリニューアルオープンした、屋根付きコート4面を含む全20面の庭球場です。
福山市神辺文化会館
希望価格は年額80万円以上(税込88万円以上)。大ホールや小ホールを備え、コンサート、演劇、落語、地域イベントなどに利用されています。
富谷公園(愛称:富谷ドームランド)
希望価格は年額30万円以上(税込33万円以上)。大型複合遊具などがあり、子ども連れの家族にも親しまれている公園です。
ネーミングライツの使用期間は、いずれも2027年から2032年3月31日までが予定されています。
▼スケジュール
提案を希望する企業や団体は、事前に福山市との対話を行ったうえで、提案書を提出します。
提案前の対話受付期間は2026年6月8日から9月25日まで、提案書の受付期間は7月1日から10月2日まで。審査結果は2026年11月ごろに公表される予定です。
| 内容 | 日程など |
|---|---|
| 募集要項等の公表 | 2026年(令和6年)6月1日 |
| 提案前の対話受付期間 | 2026年(令和8年)6月8日~2026年(令和8年)9月25日 |
| 提案前の対話期間 | 2026年(令和8年)6月15日~2026年(令和8年)10月1日 |
| 提案書の受付期間 | 2026年(令和8年)7月1日~2026年(令和8年)10月2日 |
| 審査委員会の開催(選抜) | 2026年(令和8年)10月(予定) |
| 審査結果の通知・公表 | 2026年(令和8年)11月(予定) |
| 事業実施契約締結、事業実施 | 詳細協議が整い、審査委員会の承認を受けた後 |
随時募集のネーミングライツ
今回の3施設とは別に、福山市では募集期限を設けず、年間を通して提案を受け付ける「随時募集型」のネーミングライツも実施しています。
随時募集の対象となっているのは、次の施設です。
・グラウンド・ゴルフ場
・沼隈体育館
・新市スポーツセンター
・ふくやま文学館
・芦田川緑地かわまち広場の芝生広場
・芦田川緑地かわまち広場のバーベキューテラス
・福山市内の図書館全7館
グラウンド・ゴルフ場、沼隈体育館、新市スポーツセンター、ふくやま文学館の希望価格は、それぞれ年額30万円以上(税込33万円以上)。
かわまち広場の芝生広場とバーベキューテラスは、それぞれ年額50万円以上(税込55万円以上)です。
中央、松永、北部、東部、沼隈、新市、かんなべの市内7図書館は一括募集となっており、希望価格は年額300万円以上(税込330万円以上)。7館すべてに共通する企業名やブランド名を付ける仕組みです。
随時募集には決められた応募期限がなく、提案を希望する場合は、福山市資産活用課への事前連絡が必要です。
公園や市道も提案できる?
ネーミングライツは、企業側から施設を提案する「自由提案型」も用意されています。
対象となるのは、小規模な公共施設をはじめ、公園、公衆トイレ、市道など。市が例として示している松永駅南口広場や東部市民センターホール以外の施設についても相談できます。
ふくやまつーしんいつも利用している施設に、どのような名前が付くのでしょうか?新しい愛称の誕生に注目ですね。


