2019年5月13日、福山市野上町の側溝にて有毒生物である、セアカゴケグモが見つかったとのこと。
見つかったのは、今のところ全部で17匹。
福山市は注意を呼びかけています。
絶対に素手で触らないようにしてください。
セアカゴケグモとは?
有毒の小型のクモの一種。
本来日本国内には生息していなかったが、1995年に大阪府で発見されて以降、その他いくつかの地域でも見つかった外来種です。
咬まれた部位は、激しい痛みを感じる。その後、咬まれた場所が腫れ、全身症状(痛み、発汗、発熱など)が現れる。手当てが遅れると毒素の効果により皮膚が腐っていくことがあるため、咬まれたら、医療機関での早急な診察が必要である。
※参考 Wikipedia
原産地:オーストラリア
体長:0.7~1センチ程度
特徴:腹部に赤色の模様、有毒(メス)
西日本の気候では越冬できるとの報告があります。
セアカゴケグモを見つけたら?
触ると咬まれるので、絶対に触らないことです。
駆除には、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を使うか、スリッパや靴などで潰すのが効果的です。
万が一、咬まれた時には速やかに病院へ向かってください。
時間が経つと共に症状が悪化します。
※駆除した場合は、そのクモも病院へ持参してください。
また発見場所の施設などの管理者にセアカゴケグモの生息をお知らせください。
迅速な対応が被害を未然に防ぐことにつながります。
2014年に発見されてから3例目!
2014年9月、福山SAでセアカゴケグモが見つかりつかりました。
[clink url=”https://fukuyama-2shin.com/archives/2637″]
同月末にはシャープ福山工場でも見つかりましたよね。
https://fukuyama-2shin.com/archives/2945
その後、話題にもなっていませんでしたが、今回で福山市内で見つかったのは3例目。
この強い毒を持つ特定外来生物であるセアカゴケグモが、どこかしらで繁殖していたのか、または新たに外部から入って来たのか、、、。
どちらにせよ、セアカゴケグモの疑いがあるクモを見つけたら、素手で触ろうとはせず、施設管理者に通達し、被害が出ないように努めてください。