福山市内2例目 今度は大門町でセアカゴケグモが発見・駆除
9月10日に福山サービスエリア上下線でセアカゴケグモが見つかり騒動となりましたが、今度は大門町で見つかりました。
29日8時頃福山市大門町にあるシャープ福山工場の敷地内で21匹発見され、福山市とシャープが駆除したということです。
福山SAとシャープ福山工場では距離がありますので、すでに福山市内でどこにいてもおかしくないという状況ではないでしょうか。
広島県内で7例目、福山市内2例目となるセアカゴケグモですが、大変危険ですので見つけても安易に近づかないように気を付けてください。
セアカゴケグモとは?
有毒の小型のクモの一種。
本来日本国内には生息していなかったが、1995年に大阪府で発見されて以降、その他いくつかの地域でも見つかった外来種です。
咬まれた部位は、激しい痛みを感じる。その後、咬まれた場所が腫れ、全身症状(痛み、発汗、発熱など)が現れる。手当てが遅れると毒素の効果により皮膚が腐っていくことがあるため、咬まれたら、医療機関での早急な診察が必要である。
※参考 Wikipedia
原産地:オーストラリア
体長:0.7~1センチ程度
特徴:腹部に赤色の模様、有毒(メス)
西日本の気候では越冬できるとの報告があります。
セアカゴケグモを見つけたら?
触ると咬まれるので、絶対に触らないことです。
駆除には、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を使うか、スリッパや靴などで潰すのが効果的です。
万が一、咬まれた時には速やかに病院へ向かってください。
時間が経つと共に症状が悪化します。
※駆除した場合は、そのクモも病院へ持参してください。
また発見場所の施設などの管理者にセアカゴケグモの生息をお知らせください。
迅速な対応が被害を未然に防ぐことにつながります。