セアカゴケグモが福山市内で確認されました
2014年9月10日9時ごろ、福山サービスエリアにてセアカゴケグモが確認・駆除されました。
福山サービスエリア登りの宝くじ売り場付近で利用客によってセアカゴケグモが発見され、上り・下りともに点検・調査された結果、上り36匹、下り24匹、合計60匹のセアカゴケグモを確認・駆除したということです。
合計85匹のセアカゴケグモが確認
また、11日の調査によりさらに25匹見つかり、10日のものと合わせて合計で85匹のセアカゴケグモが確認されています。
今後の調査により、さらに確認される可能性があります。
また福山サービスエリア以外での生息の可能性も否定できませんので、注意が必要です。
追記(9/30):大門町でセアカゴケグモが確認されました
セアカゴケグモとは?
有毒の小型のクモの一種。
本来日本国内には生息していなかったが、1995年に大阪府で発見されて以降、その他いくつかの地域でも見つかった外来種です。
咬まれた部位は、激しい痛みを感じる。その後、咬まれた場所が腫れ、全身症状(痛み、発汗、発熱など)が現れる。手当てが遅れると毒素の効果により皮膚が腐っていくことがあるため、咬まれたら、医療機関での早急な診察が必要である。
※参考 Wikipedia
原産地:オーストラリア
体長:0.7~1センチ程度
特徴:腹部に赤色の模様、有毒(メス)
西日本の気候では越冬できるとの報告があります。
セアカゴケグモを見つけたら?
触ると咬まれるので、絶対に触らないことです。
駆除には、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を使うか、スリッパや靴などで潰すのが効果的です。
万が一、咬まれた時には速やかに病院へ向かってください。
時間が経つと共に症状が悪化します。
※駆除した場合は、そのクモも病院へ持参してください。
また発見場所の施設などの管理者にセアカゴケグモの生息をお知らせください。
迅速な対応が被害を未然に防ぐことにつながります。