広島県世羅郡世羅町寺町にある康徳寺は、あじさいと雪舟庭が有名なお寺です。
康徳寺のあじさいは1982年頃から植えられ、今では『世羅のあじさい寺』と呼ばれるほどに増えています。
6月中旬から7月中頃にかけて、およそ50種類以上のあじさいが、色鮮やかに咲いています。
伺った日(6/12)には、まだあじさいが満開ではなかったですが、まさに今週から見頃を迎えます。
康徳寺のあじさいが見頃です!
康徳寺のあじさいは、50種類以上植えられており、その色・形状・大きさなどなど、ひとつひとつを楽しむことができます。
まさに今、あじさいシーズン真っただ中!
境内にはマップもありますのでわかりやすいですね。
「アジサイの丘」「駐車場」にたくさん植えられていますが、康徳寺のあちこちにあじさいが植えられていますので、ゆっくりと散策するのにちょうとよいです。
康徳寺の建立は672年と言われている歴史のあるお寺。
しかし安土桃山時代から江戸時代の間に広島城主福島政則によって焼き討ちにあい焼失。
現在のお寺は江戸時代はじめに再興されたものです。
寺には雪舟が作ったと伝えられる庭園があり、様々な自然が静閑な禅寺の雰囲気を作り上げています。
雪舟は修行の一時期を大田庄で過ごしたと伝えられています。
(※大田庄とは平安時代から室町時代中期の応仁の乱まで世羅町一帯にあった荘園のことです。)
境内にもあじさいは咲いています。花手水も綺麗に作られていますね。
こちらは雪舟が整備したと言われる『雪舟庭』。
きれいに整備されており、見事です。
雪舟庭にもあじさいが咲いてますよ。
駐車場の横が一番あじさいが密集して咲いている場所になります。
康徳寺 花供養会 あじさい祭り
2024年6月30日(日)には『康徳寺 花供養会 あじさい祭り』が開催されるそうです。
花供養祭、お寺deコンサート(中国笛・フルート・ピアノ)が予定されています。
康徳寺はどこにあるの?
康徳寺があるのは、Googleマップで見るとこのあたり。
福山方面から伺うには、大きく2通りのルートがあります。
ひとつ目(無料):
尾道あたりから184号線をずっと北に進み、甲山ホテルそばの「本郷交差点」を西側(432号線)に進んでいくパターン。
ふたつ目(有料):
山陽自動車道から尾道松江線(中国横断自動車道)に入って北に進み、世羅ICで降りて、432号線を西に進んでいくパターン。
【発着 IC】福山西IC: 250円(軽四)、300円(普通車)
【発着 IC】福山東IC: 600円(軽四)、750円(普通車)
尾道松江線を通った方が早く、信号も無いのでおすすめですが、山陽自動車道経由だと有料になります。尾道北IC(御調町)~世羅ICは無料ですが、時間がかかります。だいたい10分から15分程度の差が出てきます。
国道432号線をジョイフルさんやマックスバリューさんの方に進み、ローソンのある交差点を北(右)に曲がります。
2つ目の交差点を左に進むと、あとは道なりに奥までいけば康徳寺に到着です。
康徳寺の駐車場はどこにあるの?
駐車場は康徳寺の手前に、道路を隔てて左右にあります。
広さも十分にありますし駐車料金も無料です。
康徳寺の基本情報
あじさいの見ごろ:6月中旬〜7月中旬
時間:8:00〜17:00頃まで
住所:広島県世羅郡世羅町寺町1386
会場:康徳寺
料金:無料
駐車場:有り(50台)
お問い合わせ:0847-22-0635
公式HP:https://koutokuji.org