『世界バラ会議』とは、世界40か国が加盟する世界バラ会連合(The World Federation of Rose Societies)の最大の大会で、3年に1度開催するばらに関する国際会議。
この世界大会が2025年5月に福山市で開催されます。
その名も『第20回世界バラ会議福山大会』!
その『第20回世界バラ会議福山大会』のロゴマークが決定しました^^
この『第20回世界バラ会議福山大会』は、もともと2024年開催予定でしたが、『第19回世界バラ会議』が2021年10月から2022年10月へ延期されたことを受けて、福山大会も1年延期となりました。
日本国内では2006年の大阪大会に続いて2回目の開催となり、福山市として初めての国際大会になります。
『福山』の名前が世界に羽ばたきます♪
『第20回世界バラ会議福山大会』のロゴマークの投票結果
投票期間:2020年12月10日(木)~2021年1月20日(水)
投票総数:4,233票
<最優秀賞作品>
最優秀賞作品は一般投票で最多得票を獲得した、東京都在住の増田豊さんの作品。
このロゴマークは、大会のシンボルとして大会をPRするのぼりやフラッグ、大会関係者のTシャツ、参加者の資料を入れる袋など、様々な場面で活用されていきます。
<作品のコンセプト>
様々な色の花びらが中心に向かって集結し、ひとつのばらを形作っている。これは“ばらのまち福山”に世界の人々が集うことを表している。シンプルな円弧のパーツが組み合わさった様は日本の伝統工芸を思わせ、この地でバラ会議が行われる意義を印象付ける。
<制作者増田さんのコメント>
この度、たくさんの応募作品の中からデザインを採用していただけたこと、大変光栄に思っております。日本が誇るばらのまちである福山にて「世界バラ会議」が行われる、より一層に意義のある会だと想像します。このシンボルマークがその旗印となって、福山を、そしてばらを世界にアピールできることを願っています。
<作品の評価>
・ばらへの思いやオマージュを、非常に美しく表現された作品。
・これまで福山が戦災から復興していく上で励ましや恵みとなったばらの歴史を、世界に羽ばたかせるプラットフォームとなりうる。
・ばらの概念が抽象化された新しい日本のばら紋様。
・今までのばらの認識やイメージを超えることができるのでは。
・ばらの図案が独創的でかっこいい。
・男女を選ばないデザインであり、ダイバーシティを生かしたグッズ展開ができる。
・見方によっては「ばら」の花だけでなく様々な姿に見える 多様性を感じることができる。
・ばらのシンボリックな形であり、長く使っていくことができる。
・様々な色の花びらが集まってひとつのばらを形成しており、ばらのまち福山に世界の人々が集う事を見事に表現している。
・展開例が美しく、街をデザインするという観点においてもふさわしい作品であると思う。
・グッズやまちなかで目をひくデザインで、使い続けたいと思える。
・人々が集う、というところに気持ちが惹かれた。
第20回世界バラ会議福山大会2025
https://youtu.be/DYX0P_Rf1Eo
第20回世界バラ会議福山大会2025では、優秀庭園賞の決定,栄誉の殿堂入りのばらの審査・決定などにくわえ,各国からの参加者・ばら愛好家と交流を深めます。
会期中には福山市内のばら園を視察するツアーを開催したり、日本の文化に触れる機会も設けられます。
また、この世界バラ会議福山大会の開催と同時に、Rose Expo(仮称)が開催され、市民をはじめ広く市内外の人が関わる大会となるようです。
ばらやばらのまち福山の魅力、ローズマインド(思いやり・優しさ・助け合いの心)によるまちづくりを感じるためのイベントとして、楽しみですね^^