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第49回上下あやめまつりが開催!【広島県府中市】

広島県府中市上下町にある矢野温泉公園四季の里「あやめ園」で、『第49回上下あやめまつり』が開催されます。

府中市は福山市の北西に隣接する都市ですが、上下町はその中でも北の方になり、三次市側。

ですが、福山駅を起点に考えたとき、上下あやめまつりの行われる矢野温泉公園四季の里までは、車でおよそ60分で行けます。

ちょっとしたお出かけにもピッタリです☆

目次

第49回上下あやめまつり(じょうげあやめまつり) 府中市

約200種、7万本のあやめ・花菖蒲が咲き誇る 矢野温泉公園四季の里「あやめ園」で開催されます。

期間中、約200種、7万本の色とりどりのあやめ・花菖蒲の鑑賞、約50mのアンブレラスカイの展示を見ることができます。

Googleマップで見るとこのあたり。

福山駅を起点にすると、約60分で行けます。

上下あやめまつりを楽しんだあとは、上下の古い町並みをゆっくりと散策するのも楽しいですね。

開園期間:2024年6月15日〜6月23日 9:00〜17:00
料金:大人 400円 小・中学生、義務教育学校生 200円
アクセス:
JR福塩線「上下駅」からタクシーで約10分
または尾道自動車道「世羅IC」から車で約16分
JR福山駅から車約60分
連絡先:0847-62-4990(矢野温泉公園四季の里)
参考:府中市観光協会「上下あやめまつり

よく似てる!「しょうぶ」と「あやめ」と「花しょうぶ」と「かきつばた」

「しょうぶ」と「あやめ」と「花しょうぶ」と「かきつばた」は何が違うのでしょうか?実は違うのですが「しょうぶ」と「あやめ」は漢字で書くとどちらも「菖蒲」です。「???」ですね。

「あやめ」の名前の由来は「花びらに網目の模様があったことから文目(あやめ)と呼ばれるようになったそうです。一方「しょうぶ」は飛鳥・奈良時代に「あやめぐさ」と呼ばれていたそうです。諸説ありますが「しょうぶ」を使った邪気払いの儀式をしていた女性を「あやめ」と読んでいたことが理由にあるそうです。

ここまで読んでも「???」ですよね、「どちらも『あやめ』なの?」と、、、わかります(笑)複雑な歴史ですが決定的な違いは「しょうぶ」がショウブ科であることに対し「あやめ」はアヤメ科であることです。「、、、はぁ??」ですね。

そして「花しょうぶ」や「かきつばた」もアヤメ科に属しています。「花しょうぶなのに??」

なんなんだ?ショウブ科。

気になるので調べてみましたが、なんと「しょうぶ」は昔「サトイモ科」に分類されていたそうです。近年のDNA分析でサトイモ科の植物とかなり異なることがわかり、新しく「ショウブ科」として独立したそうです。

ということで「あやめ、花しょうぶ、かきつばた」は同じ品種、「しょうぶ」は別の品種ということです。花しょうぶの別名は「ハナアヤメ」調べれば調べるほど混乱してしまいます。

さらに菖蒲といえば『しょうぶ湯』ここまでの話でアヤメ科の植物を入れても『しょうぶ湯』にならないことはわかると思います。しかしその『しょうぶ湯』これも変遷がある様です。

端午の節句の本種を使った風習には魔除け以外にも、お風呂に入れて「しょうぶ湯」を楽しむ風習があります。「しょうぶ湯」には実は2種類あり、普通「しょうぶ湯」というと、本種の葉のみを風呂に浮かべたものを指しますが、冬に採集した根茎部分を乾燥させたもの(菖蒲根)を砕いて、布の袋に入れたものを少し煎じて煮汁ごと風呂に入れ、薬湯とするのが本来の意味での「菖蒲湯」です。かつては薬湯としての「菖蒲湯」をしたうえで葉も浮かべていたのかもしれませんが、年中行事(節句)としての「しょうぶ湯」は薬とするよりも、さわやかな芳香と葉のみずみずしい緑という季節感を楽しむことが主な目的のため、いつしか葉を湯に浮かべるだけに簡略化されたのかもしれません。また、本種の葉を酒に浸した「菖蒲酒」も端午の節句の風物として楽しまれていたと言います。

〜重井薬用植物園HPより〜

面白すぎるぜ、ショウブ科「菖蒲」

▼リンクを貼りますので違いについて興味のある方は読んでみてください。

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