昨今、世界中で話題となっている新型コロナウィルスですが、同時に感染拡大防止策や支援の輪が広がっています。
特に気になるのが、給付金や支援金のニュースですが、情報が多すぎて何がなんだかわからない方も多いのではないでしょうか？
そこで、私が普段個人的にもお世話になっている税理士法人パートナーズ福山事務所の代表税理士・津田さんに、今回の給付金や支援金について聞いてきました！
今回のレポートは特に「個人で事業をしている方」向けの内容となっています。
該当する方が身近にいらっしゃいましたら、是非教えて差し上げてくださいませ。
給付金や支援金を賢く利用し、この逆境を乗り越えていきましょう！
新型コロナの影響で生活に困っている方向けの支援策！
新型コロナウイルスの影響で日常のさまざまなことに制限がかかってしまい、生活に困っている方、お仕事で困っている方が増えているといいます。
特に個人で事業をしている方は多大な影響を受けていらっしゃるのではないでしょうか。。。
下記にまとめたのは、個人で事業をしている方が該当する可能性のあるものを４つ、ピックアップしています。
（5月7日現在のものなのでまだ変動があるかもしれません、、、）
① 緊急小口資金・総合支援資金特例貸付
② 住宅確保支援金
③ 持続化給付金
④ 感染拡大防止協力支援金（広島県独自）
具体例を挙げてみます。
Aさんは、おととし（2018年）からネイルサロンを始めました。
小さなテナントを借りて、月の平均の売り上げは20万円です。ところが、今回のコロナウイルスの影響により、予約がほとんどなくなってしまったため、4月15日から休業せざるを得ませんでした。
そのため、4月は3万円しか売り上げがありませんでした。
広島県では令和2年4月22日から5月6日まで休業すれば休業協力支援金がもらえると聞いてはいるのですが、手続きの中に「確定申告を行っていることが必要です。」とあります。Aさんは利益が出ていない人は確定申告をしなくていいと聞いていたので、確定申告はしていません。どうすればいいでしょうか？
この場合Aさんは上記支援策の①～④のすべての支援を受けることが可能ということです。
それでは１つ１つ見ていきますね。
給付金・支援金の具体例
① 緊急小口資金・総合生活支援金
1回につき10万円、無利子で保証人も必要なくお金を借りることができる制度です。
福山市だと「福山市社会福祉協議会（084-928-1353）」 で相談受付をしています。
またAさんは個人事業主なので、収入減少により生活に要する費用が不足する、これに該当する場合は1回につき20万円の貸し付けが受けられます。
（該当するかどうかは確認が必要です）
② 住宅確保給付金
仕事が休業等により収入が減少し、家賃が払えない場合、一定期間（原則3か月、最大9か月）自治体が家賃相当額を大家さんに支払う制度です。
福山市だと福山市役所内の「生活困窮者自立支援センター（084-928-1241）」 が窓口です。
従来はハローワークでの求職申込が用件でしたが、4月30日に撤廃され、休業であっても対象となりました。
③ 持続化給付金
感染症拡大により、営業自粛等により特に大きな影響を受ける事業者に対して、もし2019年の同じ月の売上と比べて、今年の売り上げが50％以上減っているなら、個人事業者に最大100万円を給付する制度です。
申請は原則インターネットを使って行うことが特徴で、相談ダイヤルは持続化給付金事業コールセンター （0120-115-570）です。
こちらについては確定申告を行っていることが前提ですが、”利益が出ていなかったので確定申告をしていない”あるいは、”確定申告にコロナウイルスの影響で行けなかった”人たちに対する救済措置も設けられています。
今回のケースでいくと、Aさんは国から100万円の給付を受ける事が出来ます。
申請の事務手続き自体はかなり簡単です。
書類さえ整っていれば30分程度で終わります。
ただ、インターネットを使うことが大前提であること、画像データを送付しなければならない、ということもありパソコンが苦手だと少し苦戦するかもしれません。
④ 感染拡大防止協力支援金（広島県独自）
令和2年4月22日から5月6日まで広島県からの休業等の要請に全面的に協力した事業者に対し、支援金を支給する制度です。今日現在（5月7日）はすでに終了していますが、今回のAさんのように、ネイルサロンをテナントを借りてしている。要請のあった日はきちんと休業していた、のであれば対象となります。
残念ながら、施設を運営していないフリーランスの方は対象外となっています。またAさんの場合令和1年の確定申告をしていないので、早急に確定申告を行う必要があります（提出書類の1つです）。
Aさんは人を雇っていないので、休業により広島県から20万円の支援を受けることが出来ます。
こちらの申請は令和2年6月1日（月）までなので、申請する場合は急がなければなりません。
給付金や支援金の相談を受け付けています！
今回、給付金などの話はどんどん出てきているのですが、内容が変わっていくことが多くて自分が一体何に該当するのかわからない方も多いと思います。
個人で事業をやっている限りは、そういった税金や助成金、給付金の話も自分で理解しなければいけないのですが、そうは言っても本当に何もわからない、という方もおられると思います。
手続きはご自身でしていただかなければならないのですが、相談を受けつけていますので、お困りの方は下記までご連絡ください。
◆税理士法人パートナーズ福山事務所◆
住所：広島県福山市東深津町4丁目7番15号プラッツ岩原101号
電話番号：084-925-6150
営業時間：9:00～17:00
定休日：土・日・祝
税理士法人パートナーズ福山事務所さんってどこにあるの？
一番わかりやすい道のりで説明いたしますと、国道2号線のドンキホーテさんやもみじ銀行さんのある交差点を北に進みます。
ダイレックスさんのある交差点で、側道に入ります。
このまま突き当たるまで進みます。
突き当たったら、左に曲がります。
少し進むとプラッツ岩原が見えて来ますので、こちらの10番に車をお停めください。
駐車場には立て看板もありますので、ご確認の上駐車なさってくださいね。
税理士法人パートナーズ福山事務所さんの基本情報
住所：広島県福山市東深津町4丁目7番15号プラッツ岩原101号【Googleマップはこちら】
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