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ソワソワしがちな季節に…心を穏やかにする呼吸法【しなやか呼吸日和】

呼吸を調えていく中で、大切なポイントがあります。それは、身体と呼吸と心のつながり。

私は呼吸法を始めて「三調」という禅や気功などの考え方を教えていただきました。

「調身(ちょうしん)」・・・身体、姿勢を調える。
「調息(ちょうそく)」・・・息、呼吸を調える。
「調心(ちょうしん)」・・・心を調える。

この3つの要素がそろってはじめて、身心の調和がとれた状態になる、という考え方です。

さらに、この3つの要素は、『身体と呼吸を調えれば、おのずと心も調う。』とも言われるそうです。

心がソワソワしていませんか?

普段の生活プラスで考えなくてはいけないこと、やらなきゃいけないことは山盛り!
あれもこれも~~!!と、ソワソワしているうちに、何もできずに時間が過ぎていったり、焦って失敗してしまったり…

自分のキャパシティーを超えてしまうと、疲れを感じたり、訳もなく落ち込んだりしがちです。

呼吸のコラムを担当しています、呼吸アドバイザーの藤井です。

一年の締めくくりにお届けしたい呼吸のお話しは、ソワソワと浮足立った私たちの【心を穏やかにする呼吸法】です!

ソワソワいらいら呼吸は感染する!

自分の呼吸を変えることで、心が穏やかになる!?な~んてシンプルで素敵な方法なんでしょう~♪(笑)

早速試してみたいわ!!という前に・・・まずは、気付いていただきたいことがあるのです。

 

それは、、、ソワソワいらいら呼吸は感染する!ということ。

呼吸で感染するのはインフルエンザなどのウィスルだけではありませんよ~!
インフルエンザ対策には、まずは鼻呼吸!?呼吸を見直して免疫力UP!!

 

想像してみましょう(^^)

例えば仕事の会議中。隣の席にものすご~く呼吸が浅く、ソワソワいらいらしている方が座られると…なんだか一緒にソワソワいらいらしてしまう。

例えば満員電車の中。乗った瞬間から息ができない気がしてパニックになりそう!!

 

そんなときは、あたなたのまわりにいる人たちの浅くて速い呼吸に巻き込まれて、気付かないうちにあなた自身の呼吸も速く浅く・・・全身の血流不足になり、体と心のバランスを崩しているのかもしれません!

 

無意識に周りの呼吸の巻き込まれ、自分の呼吸のペースが乱れてしまう。その結果訳もなく不安になる、訳もなくソワソワする、訳もなくイライラする、訳もなく気分が落ち込む。自分でコントロール出来ない状態に陥ってしまうのですね(^^;)

あなたの呼吸は?周りの呼吸は?感じてみる

この状態から抜け出すのは意外と簡単です。周りの呼吸に振り回されすぎず、あなた自身のペースを保つことが出来ればよいのです。

なんだか訳もなく~~~(T_T)…な状態の時は、まずは今のご自分の呼吸を感じてみましょう。

 

どんな速さの呼吸をしているかな?どんな強さの呼吸をしているかな?どこを使って呼吸をしているかな?吐く息はどんな呼吸?吸う息はどんな呼吸?

これを無理やりコントロールしようと焦る必要はありません。まずは、今の呼吸に気づいてそれを観察してみる、そんな気持ちで大丈夫です。

 

自分の呼吸に気がついたら、周りの人たちの呼吸も観察してみましょう。

呼吸がものすごく浅く、ソワソワ焦ってる人がいるかもしれません。呼吸が荒々しくいらいらしている人がいるかもしれません。呼吸をするのを忘れて(頻繁に息を止めて)不安になっている人がいるかもしれません…。

 

またその反対に、ゆったりとした呼吸で、いつも落ち着いて行動している人もいるでしょう。そんな落ち着いた人と一緒にいると、自分まで安心することってよくありますよね?

これがその場の空気、その場の雰囲気を作り、無意識に巻き込まれている状態なのです(^^)

 

自分の今の呼吸に気づき、周りの呼吸に気づいたら・・・あとはそれに振り回されないように、あなたの呼吸を調えていけばよいのです♪

身体と呼吸と心を調える

呼吸を調えていく中で、大切なポイントがあります。それは、身体と呼吸と心のつながり。

私は呼吸法を始めて「三調」という禅や気功などの考え方を教えていただきました。

「三調」とは、「調身(ちょうしん)」「調息(ちょうそく)」「調心(ちょうしん)」の3つの要素です。

「調身(ちょうしん)」・・・身体、姿勢を調える。

「調息(ちょうそく)」・・・息、呼吸を調える。

「調心(ちょうしん)」・・・心を調える。

この3つの要素がそろってはじめて、身心の調和がとれた状態になる、ということなのですね(^_-)-☆

さらに、この3つの要素は、『身体と呼吸を調えれば、おのずと心も調う。』とも言われるそうです。

 

以前のコラムでご紹介したように、「息」は「自らの心」の状態をあらわしている。でもその「心」のコントロールは非常に難しい。

であれば、身体(姿勢)と息(呼吸)を調えていくことで、自然に心が調っていく状態を作っていけばよいのですね!

心を穏やかに調える呼吸法

では、心を穏やかに調える呼吸法です。

まずは「調身」。身体、姿勢を調えます。仕事中などで、身体が凝り固まっている方はそれだけで呼吸が浅くなります。まずは立ち上がって少し歩いたり、ストレッチなどをして身体の緊張こわばりをゆるめてみましょう。首をゆっくりとまわしたり、肩の上げ下げだえでも大丈夫です。

そして、座る姿勢を少し正します。骨盤をまっすぐに立てて座り、肩の力はふわっと緩めます。上半身に余計な力が入らない姿勢です。

 

次に「調息」。鼻からゆっくりと息を吐いていきましょう。身体や心のこわばりや緊張を緩める呼吸は、柔らかく息を吐く呼吸です。

鼻からすこ~しづつ、やわらか~く息を吐いていくイメージです。これが難しいかたは、ハミングをするように音を出してやってみてもよいですよ(^_-)-☆

吐く息を大切に、吸う息は自然に入ってきます。無理にたくさん吸おうとしなくても大丈夫なのです。

よく呼吸のレッスン中に、「息がうまく吸えません!」「胸になにか詰まっている感じがして、もっと吸いたいのに吸えないんです」そういわれる方がいらっしゃいます。そんなときは、息が吐けていないだけ。肺の中にある汚れた空気をしっかり吐き出してあげないと、新しい新鮮な空気は入ってこないのです。

最初は、身体の内側の呼吸筋が固くなっていますので、上手く吐けない気がするのは当然です。最初から上手に出来なくてもいいんです。

すこ~しずつ継続していくことで、必ず身体がゆるみ、呼吸が楽になり、心が穏やかに軽くなっていきます。継続は力なり!!

 

ここまでくれば、「調心」心は自然についてくるもの。無理やりにコントロールしなくても大丈夫なのです。

慌ただしいこの季節だからこそ、呼吸を大切にして、心穏やかにすごしていきましょう♪

 

それでは皆さん、最後までお読みいただいてありがとうございます。

どうぞ心穏やかに、よいお年をお迎えくださいませ。また来年も呼吸のあれこれ、お届けしていきますね(^^)

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この記事を書いた人

しなやか呼吸日和主宰 
呼吸アドバイザー藤井恵。

子宮内膜症、関節リウマチなどの病気や
頭痛、肩こり、便秘や冷え、疲れやすいなど
日常的に感じていた体と心の不調が、呼吸をかえることで改善!

自分自身の経験をもとに、普段の呼吸を改善することで
体も心もふわっと軽くなるコツをお伝えしています。

呼吸のパーソナルレッスン、グループレッスン、
講演活動、イベント企画など活動中♪

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