あなたのヨーガに対するイメージはどんなものですか？
・身体の軟らかい人がするもの
・身体が硬いからわたしには向いていない
・ポーズをとって身体をぐにゃぐにゃさせるもの
・ストレッチ
・女性がするもの？
・精神統一
・呼吸法
と、さまざまなイメージがあるかもしれません。
ヨーガって特別なものではなく、身体の柔軟差や年齢や男女に関わらず誰もができるものです。
必然性が生じて「自然とヨーガしていた！」ということもあります。
例えば、子どものころの遊びの中で、仰向けから背中を持ち上げて身体をアーチ状に反らせてみたり、逆立ちをしてみたり、遊びを通して自然とヨーガをしていたということもあるでしょう。
なぜなのか？
普段の生活の中で、前屈みになる姿勢が多い中、後ろに反らせる遊び（ポーズ）をしたり、立つか座るか寝るという行動をしている私たちにとって、逆立ちになることでバランスを自然ととっているのです。
ヨーガには、日常の生活の中で、身体のかたよりを正す意味合いもあり、ひねったり、前屈させたりして、普段あまりおこなうことのない姿勢で矯正しているのです。
逆立ち（頭立ちのポーズ）は、足にたまった血液を心臓に戻し、足のだるさやむくみを取り、健康的にも美容的にも顕著な効果も期待できます。
会社の中で、家庭の中で、悩んだとき、考えごとをしているとき、何かを選ばないといけない時に、人は自然と、目を閉じてしまいます。
それは、ひとつのことに集中しようとしている行為と、心の中を整理したり、心を落ち着ける作用があるのです。
そのことで、慌てたり、動揺したりということが少なくなります。さらに間違いを起こすということも減ります。
目を閉じることで、呼吸も自然と落ち着き安定します。呼吸が落ち着くことで、血液循環もよくなり、肉体的にも健康になれるのです。
この自然としている行為が瞑想へと繋がります。
人が無意識でしていることがヨーガであったり、それを知ることでヨーガが身近なものであると実感してみてください。
身体を動かしてみたり、目を閉じたり、ほんのちょっとヨーガを行うだけで、あなたの身体の状態や精神状態をよりよく高めてくれます。
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シンプルヨーガ主宰 森はま子
