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ぐっすり眠って目覚めスッキリの呼吸法【しなやか呼吸日和】

2018年もスタートしましたね♪

呼吸のコラムを引き続き担当させていただきます、藤井です。

今年も、呼吸のちょっとしたコツを、誰にでも出来るように簡単にお伝えして、皆さまの普段の呼吸が楽になり、生きることが楽になるお手つだいをしていきたいな~と思います。どうぞよろしくお願いいたします(^^)

さて、今年最初のコラムは、「眠り」について。

呼吸のレッスンに来られる方の多くは、「ぐっすり眠れない」「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「朝起きた瞬間から疲れている」「寝て起きた時に肩や首がこっている」などなど、眠りに悩みを抱えていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。

【寝る子は育つ】と言われるように、よりよい睡眠は、私たちが元気にイキイキと生活するためには必要不可欠なものですよね。

あなたの普段の眠りはどうでしょうか??

もう長い間、自分の睡眠状態はこんなものなので・・・この歳だと、夜中に何回も目覚めても仕方ないよね。疲れが取れないのも年齢のせい・・・な~んて思っていませんか!?

あなたはぐっすり眠れていますか?

私自身は、眠りに関して特に悩んだ記憶はなかったのですが。。。

呼吸法の講座に参加して、呼吸の仕方を変えたその日から!!眠りの質が変わったと感じました。ちゃんと眠るってこういうことなのか~!!と目覚めと同時に驚くとともに感動しました(*’▽’)。

どうやらそれまでは、自分ではちゃんと寝ていたつもりでも、眠りも浅く疲れもとれないような睡眠をしていたようです。呼吸法を初めてぐっすり眠ってはじめて、そのことに気づきました~。

 

いま、眠りについて悩んでいる方も。特に今は眠れているけど?と思わる方も。

一度このタイミングで、普段の眠りを見直ししてみましょう♪

活動の呼吸と、休息の呼吸は違う

「眠り」について、呼吸という観点からみていきましょう♪

まず最初にお伝えしたいのは、日中仕事をしたり学校に行ったり、家事をしたり・・・活動している時の呼吸と、

夜になって身体を休めるリラックスするときの呼吸は違う、ということです。

 

活動している時、例えば激しく動いた時はハァハァと肩でするような浅い呼吸をしていますよね。

最近では外に出ると寒いので、きゅ~と肩や首をすくめて息を止めるような浅い呼吸をしている方も多いかもしれません。

 

それに対して、あったか~~いお風呂に入ってリラックスした時、自然にふぁぁ~~とゆったり息を吐いていますよね。身体も心もリラックスすると、本来は無意識のうちに呼吸も深くなるものです。

 

ですが・・・現代人の私たちは、夜おそ~くまでパソコンやゲーム、仕事のことが頭から離れなかったり、過度の緊張状態が続くことで、活動の呼吸からリラックスの呼吸に切り替えることが出来ない方が増えているようです。

そして、今自分がどんな呼吸をしているのか?ということにさえ気づいていない(:_;)

人は活動の呼吸のまま、力んだ身体のまま、固まった心のまま、ではぐっすりと質のよい睡眠をとることはムズカシイのです。

眠りの用意をするために、身体も心も芯からゆるめる

眠りの環境を整える、というと・・・ブルーライトは避ける、食事は寝る3時間前にすませる、照明は・・湿度は・・お風呂は・・香りは・・寝具は・・とたくさんの情報がありますね。どれもとても大切なことですが・・・

 

意外と皆さん気付いていないかな?と感じことが、、、自分自身の身体と心です。

【身体の緊張をゆるめる】【心の緊張をほぐす】ことで、ぐっすり眠る用意をするということ。

 

周りの環境を整えるということは、自分の身体や心、内側をゆるめていくために用意することです。だけどその、自分の内側が芯からゆるまなければ、照明も香りも寝具も・・・効果は半減。

 

芯からゆるむ、この感覚を上手につかむことで、さらに質の良い眠りへといざなうのですね(^_-)-☆

芯からゆるむ身体と心に働きかけるのが、呼吸のチカラです。

深い呼吸で自律神経のバランスを調える

では、どうして呼吸には身体と心が芯からゆるむように働きかけるチカラがあるのか?

 

普段無意識にしている呼吸は、自律神経との関わりがとても深いことをご存じでしょうか。

上に書いたような活動の呼吸をしている時は交感神経が優位に働き、リラックスの呼吸に切り替わると副交感神経が優位に働きます。

 

自律神経は本来自分の意識でコントロール出来ないものですが、呼吸は自分で意識して行うことが出来ます。

つまり、呼吸をコントロールすることで、意識的に自律神経に働きかけることが出来るのです(^_-)-☆

 

ぐっすり眠れないな~、眠りが浅いな~、寝ても疲れがとれないな~。

そう感じる時は、活動の呼吸で交感神経が優位になり、身体にも力が入り、心もかたくなったままの状態で眠ろうとしているから。

 

この呼吸を少し意識的にゆったりとした優しい呼吸に変えていくことで、副交感神経が優位になり、身体も心も芯からゆるんでいくことができるのです。ゆるんだ身体と心だからこそ、ぐっすりと質の良い睡眠がとれるのです(^^)

眠る呼吸法をやってみましょう♪

では、眠る呼吸法を一緒にやってみましょう~。

1)お風呂あがりなどに、軽いストレッチをして身体の緊張をゆるめる。
2)お布団の上で、仰向けで脱力(布団に沈み込むイメージとか、プールにプカプカ浮かんでいるイメージでリラックスする)。
3)身体に力が入っていないか、心がソワソワしていないか、自分を観察する
4)やさし~くゆっくりと呼吸する。吐くのも吸うのも鼻から、ゆるゆるふわふわと…
5)息を吐く時お腹がへこむ。
6)息を吸うときは、自然に入ってくる分を受け取るようなイメージで。たくさん吸おうと思わなくても大丈夫。
7)吐く息を意識して、ゆっ~~くり、やさしく吐く。
8)吐く息で身体が自然にゆるんでいくイメージをする。
9)がんばって呼吸しなくてよい。今よりすこ~し優しく、やわらかく。出来そうなら吐く息を、少しずつほそ~くなが~く吐く。
10)そのまま続けると眠くなるので、眠くなったらそのまま寝てもOK!

呼吸法というと、たくさん吸って~、たくさん吐いて~と一生懸命にがんばって呼吸をしようとされる方が非常に多いのです。

まずは、ゆったりと、やさしく、やわらかい呼吸をしてみましょうね。それだけでリラックスして自然に眠くなりますよ(^^)

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この記事を書いた人

しなやか呼吸日和主宰 
呼吸アドバイザー藤井恵。

子宮内膜症、関節リウマチなどの病気や
頭痛、肩こり、便秘や冷え、疲れやすいなど
日常的に感じていた体と心の不調が、呼吸をかえることで改善!

自分自身の経験をもとに、普段の呼吸を改善することで
体も心もふわっと軽くなるコツをお伝えしています。

呼吸のパーソナルレッスン、グループレッスン、
講演活動、イベント企画など活動中♪

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